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『世直しかわら版』は、東京都墨田区の日本共産党・かたくら洋区議地域連合後援会が発行している後援会ニュースです。
 ■ 後援会員さん訪問 第6回 斎藤昭一さん(東向島後援会)

斉藤さん自画像 白い髭をたくわえた斎藤さんは、今年75歳になったとは思えない精悍、はつらつとした方です。 斎藤さんの趣味というより生きがいは、「むかし話・郷土史」の掘り起こし、継承の取り組みです。いまも、「葛飾昔ばなし研究会」の会長として活躍中です。これは、戦前、青年が中心となってすすめられた文化運動の影響をうけて、葛飾の地に生まれた農民など虐げられた人々の苦労など、庶民の暮らしに根づいた話を掘り起こし、紙芝居などで子どもたちに伝えていこうという運動で、昨年、朝日新聞にも紹介されました。
 斎藤さんの文化活動の一環としてのエピソードのひとつに今井正監督最後の作品となった、工藤由貴主演の東京大空襲の映画「戦争と青春」への出演があります。斎藤さんは、警察官の役でこの映画に出演していますが、この映画のビデオは斎藤さんの大事な宝物です。
 斎藤さんは、柴又生まれの、柴又育ち、極貧の8人姉弟の下から2番目、ただ一人の男の子でした。斎藤さんは、貧しさからくる差別やさまざまな苦労のなかで成長しましたが、敗戦を契機に二度と軍隊をもたないという「平和憲法」に接したことが斎藤さんの生き方の「原点」となりました。今、小泉内閣のすすめる有事立法制定の危険な動きには、絶対に許すことができないと決意を新たにしている斎藤さんです。

平和と暮らしを守る戦い一筋に
 斎藤さんは、1950年(昭和25年)「日本紙業」でレッドパージに遭い、23歳で日本共産党に入党しました。その後転々として、今の堤通リにあった「深田鋳物」に勤務。斎藤さんはこの当時から今日まで東向島地域で日本共産党の活動を続けていますが、この頃の東向島界隈は、遊郭のある、赤レンガとドブといちじくの木が印象的な、まさに庶民のまちでした。いまも斎藤さんは、「赤旗」しんぶんを小脇に抱え、元気に東向島の路地を自転車で廻っています。日本共産党東向島1丁目支部長の皆川実さんは、「斎藤さんは、苦労をつみ重ねてきたことを感じさせない楽天家、そしてがんばりやさんで、いつも私たちをはげましてくれ、たよりになる人です」と語っています。(取材・文責、編集部 中村光夫)
*イラストは、斎藤さんご自身の作です。