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8月24日午前7時40分バスは向島を定刻に第一見学地秩父に向けて出発しました。
今回の旅行の特色は、単に物見遊山ではなく、学習を加えたことです。先輩の生き方から何かを学びたいと秩父事件の現場を見学することになりました。ご案内くださったのは秩父事件研究家の小河和男さんでした。
1884年(明治17年)の11月1日明治政府と闘う自由党員、秩父国民党員、近隣の農民が集結したという椋神社に行きました。村中をほぼ見渡せる小高い境内に大きな椋の樹がそびえ立っていました。当時も事件の成行をじっと見ていたのだと思うと秩父事件の公正な証人のように思えて色々考えさせられました。
広い境内には終戦後に建立された石碑や彫刻もあり、今更、秩父事件を誇りとして後世に伝えるために行動する郷土史家などによって、歴史の草の根の事実は掘り起こされていくのではないかと感慨深いものがありました。
秩父はまた関東札所33ヶ所の霊験あるところでも知られ、私たちもそのひとつ音楽寺に案内していただきました。お遍路風の人もちらほらいて都会では味わえないのどかな風景でした。緊迫した秩父事件と明治時代にもいたであろう静かに霊場めぐりをする人々とどう結びつくのか、動と静をあわせて受け入れる秩父の土地柄なのか、などとりとめもないことを考えてしまいました。
2日目はお楽しみワイン工場の見学、試飲、ぶどう狩り、御坂トンネルを経て河口湖畔で昼食、食後の時間を利用してモーターボートに乗ってスピードを満喫しました。その爽快感がすばらしく、満足しました。
今回の旅行で残念だったことは、河口湖まで行きながら富士山にお目にかかれなかったことです。帰り道忍野八海にもよったのですが、とうとう富士山には対面できませんでした。「またおいで」ということでしょうか。
次回から、なるべく多くの人が参加するにはどうしたらよいかが課題であると思います。
(写真・秩父事件の説明を受ける一行)
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