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『世直しかわら版』は、東京都墨田区の日本共産党・かたくら洋区議地域連合後援会が発行している後援会ニュースです。
■ 東向島後援会・皆川 実さんを偲ぶ 東向島 斎藤昭一
それは、2度目の年賀はがきの配達があった3日、小雪まじりのたいへん寒い日でした。皆川夫妻は「すみだ生活と健康を守る会」主催の隅田川七福神巡りに参加されました。奥さんの晴美さんと参加した皆川実さんにとって、このコースは歩きなれた道でした。3年前、工場で大腿骨骨折という大怪我をされ、その怪我のリハビリコースがこの道だったからです。
足の運びに気をつけながら、「今年はたいへんな年、選挙が3つあるかも。その一つ一つに勝てば小泉と不況を一緒に吹き飛ばせる!」など晴美さんと話し、決意を胸にしての帰路、突然襲った心不全。医師の済生の努力も空しく、永遠の別れとなってしまいました。
皆川実さんは生え抜きの向島っ子。昭和7(1932)年に押上の染物屋の次男として生まれました。学生生活最後の年に東京大空襲にあい、戦後の混乱時も向島を離れず日本電線に就職、工場が移転するまでここで働き、離職後は地場産業のメリヤス界に転身。ここで伊勢出身の晴美さんと出会い結
婚されました。東向島1丁目に越し、悪辣な不動産業者とのたたかいの中、一人自転車に旗を立てて辻説法をする都議会議員候補、石橋正夫さんに出会いました。皆川さんは石橋さんに相談し、援助を受けるなか、共産党の真髄に接することになったわけです。この時、石橋さんは都議会にトップ当選。この選挙が皆川さんを「たたかってこそ」と心に刻む動機となったとのことです。
いま、この町の路地裏をいくら呼んでも振り向かない皆川さんが歩いています。
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